調べてみよう:火をともす
昔の人たちは、はじめは、木をもやした炎をあかりとしてつかっていましたが、
やがて、油やろうを燃料としてつかうようになりました。
油・ろうをもやしたあかりは、木をもやしたあかりにくらべて、安定していて、べんりなものでした。
下の表は、日本のあかりにつかわれたおもな燃料と、
燃料ごとにつかわれた道具をまとめたものです。
木<たいまつ・ひでばちなど> |
油<あんどん・たんころなど> |
木をたばねた「たいまつ」や、松の根かぶをかんそうさせた「ひで」をもやしました。 |
菜種やわたなどからしぼった油に「とうしん」とよばれるしんを入れ、火をともしました。 |
ろう<ちょうちん・しょく台など> |
石油<ランプなど> |
ハゼやウルシの実からしぼったろうで作った和ろうそくに火をともしました。 |
石油に木綿のしんを浸し、火をともしました。 |