博物館のご案内

日本のあかり博物館入口

日本のあかり博物館は

日本のあかり博物館は、現在資料の中核をなしている「北信濃およびその周辺地域の灯火具-金箱正美灯火具コレクション」963点が昭和55年に国の重要有形民俗文化財に指定されたことをうけ、昭和57年6月6日、これを常時公開する日本初の灯火具専門館として開館いたしました。文化財に指定されたコレクションは、灯火具はもとより、引き札や看板、ろうそく作りや油絞りなどのあかりの商工に関するもの、灯火具の描かれた浮世絵版画や絵画なども含まれています。
これらは、日本のあかりの移り変わりや信越地方の地域的特色、 暮らしにおける知恵や工夫を知る上で、大変貴重なものばかりです。

また、博物館の所在地小布施は、江戸時代から明治時代にかけて、千曲川の堆積土を利用した菜種の生産が盛んで、最盛期には搾油所29軒を数えました。
この菜種油は、江戸時代のあかりの燃料として不可欠のもので、小布施で生産された菜種油は、時には大笹街道から遠く高崎や江戸へも運ばれ、大都市の夜を照らしていたといいます。

日本のあかり博物館は、このようにあかりに縁のある小布施町に、 わが国初の灯火具専門博物館として歩みをはじめたのです。


博物館の展示室は、明治時代末に建てられた米蔵2棟と、昭和初期の倉庫1棟を、あかりの道具を展示する場所として改装したものです。
土壁が剥き出しの壁。瓦を敷き詰めた廊下には大正浪漫を思い起こさせる電灯笠が下がり、遠いいにしえのあかりの世界へといざないます。
展示室の天井には大きな梁が走り、 古建築独特の落ち着いた雰囲気の中でご覧いただけます。

施設概要:

建物面積390㎡/述床面積564㎡
展示室/ビデオルーム/休憩所(ベンチ)/トイレ(洋式2・男性用1)/昇降機(1台・本館から新館への段差用)

施設概要図

※館内設備について

  • 展示室には1階・2階・半地下1階がございます。建物の都合上2階展示室へはエレベーターはございませんので、車椅子等の方はご入館時に受付へお申し出下さい。特別割引を適用させていただきます。
  • 展示見学用の車椅子(2台)をご用意しております。
  • 屋外(敷地内)に多目的トイレがございます。

 

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