浮世絵にみるあかり 開催中
企画展「浮世絵にみるあかり 夢をのせて 乗り物のある風景」が始まりました。
「あかり」と「乗り物」が描かれている浮世絵18点とともに、それらの浮世絵に描かれているあかりの道具約30点をご紹介しております。
幕末の動乱期から明治時代にかけて、日本国内の各方面に進んだ西洋文明が流入し、日常生活に大きな影響を及ぼすようになりました。
あかりの世界では、欧米から伝わった石油ランプやガス灯・電灯といった新たなあかりの明るさが大いに絶賛され、また移動手段では、大量輸送可能な蒸気船・車が登場するなど、大きく近代化が進みました。そして、こうした時代風俗の変化を伝える手段の一つとして、浮世絵がありました。
今回ご紹介している浮世絵は、美術品としては元より、人々の生活や思考を知る上でも貴重な作品ばかりです。こうした作品から、当時の暮らしの一端を感じとっていただければ幸いです。
展示期間:3月26日(木)―6月23日(火)
開館時間:午前9時~午後5時
休 館 日:毎週水曜日(祝日は開館)